発声法

これまでにない全く新しいシステム

バイオリンの構造と声帯の原初の状態

その昔バイオリンは人の声を模してイタリアで発明されましたが音色のみならずその構造までもが人の発声器官の構造と同じでありました。

すなわちそれは、胴、コマ、弦、です。

この三本の柱の基本構造に加えて第四番目の柱として「声帯の原初の状態」を加えた四つの基本構造から成り立っているのが私の発声法です。すなわち

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「胴」の知覚、「駒」の知覚、「弦」の知覚

         +

「声帯の原初の状態」の知覚認識
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私の発声法はこの「四本の柱」の単純な反復のみによってどなたでも最短でベルカント発声が手に入るという画期的なシステムです。

もう少しだけ解き明かせば、それらは

「胴」=うつろながらんどうの状態、
「駒」=接合の状態、
「弦」=音の生産の状態、

を知覚認識することであり、それらはただ、「がぎぐげご」、「だでぃどぅでど」、「はひふへほ」、の繰り返しで習得できるとするものです。

アクート、パッサッジョの習得

習得が難しいとされる「アクート」及び「パッサッジョ」ですが、このシステムではすでに歌い出しの位置および高さが「アクート」「パッサッジョ」を超えた領域から発せられるので、「アクート」「パッサッジョ」の概念は必要がないのが特徴です。

言い換えれば、どなたでもすぐに「アクート」「パッサッジョ」の習得が可能です。

ベルカント発声とは

私の場合は「ベルカント発声」を以下のように考えています。すなわち

イタリアで生まれ発達し今日に至るまでの一連の古典的な発声法の総称がベルカント発声であり、とくに

ベッリーニ、ドニゼッティ、までを=前期ベルカント、
ヴェルディ、以降を=後期ベルカント、

と区別しています。

したがって、私が提唱する「発声法」は広い意味でのベルカント発声法であり、とくにベッリーニ、ドニゼッティ、までの歌唱法を習得することのみを目的としたものではないのです。